パーソナルトレーナーってモテそうですが、恋愛についてはどう向き合うべきなのでしょうか?
そんな訳でここではパーソナルトレーナーの恋愛事情について述べていきたいと思います。
生業としてトレーナーを志す方はぜひ参考にしてみて下さい。
サマリー
パーソナルトレーナーの恋愛事情は端的に言うとモテる!
パーソナルトレーナーの恋愛事情ですが、個別の事案はさておき、一般的にはパーソナルトレーナーは非常にモテる職業だと言えます。
モテるというのは要はお客さんからモテるという事です。
憧れを抱かれやすいポジションですし、自分の知らない事をなんでも優しく笑顔で答えてくれる。
普通に考えてモテない訳ないですよね。
どこのジムでも男性トレーナーは女性からモテやすい傾向はあります。
女性トレーナーも同様。
筆者は男性ですが、女性のパーソナルトレーナーはカッコいいな、と恋愛感情とは違いますが一種の憧れは抱いてしまいます。
というか、そもそもパーソナルトレーナーという職業柄、ある程度以上の清潔感とコミュニケーション能力がないと成立しません。
その2つを持っている人は男女問わず好感を抱かれやすいというのは当然と言えますよね。
ただし、パーソナルトレーナーは恋愛禁止を心がけるべし!
パーソナルトレーナーは概してモテやすいものですが、ジムを経営したり、従業員として仕事をしていく上では、お客さんとの恋愛は禁止にすべきですし、仮にそういうルールがなくても恋愛禁止だと理解するべきです。
男女の恋愛ほど不確定要素が多く、人間関係のトラブルの温床となりやすいものは無いからです。
例えばジムの男性トレーナーが女性のお客さんと付き合ってしまった場合を考えてみましょう。
上手くいっている間は良いのですが、もし分かれてしまった場合、その女性会員はジムを退会してしまうのではないでしょうか。
また、別れないまでも、「あのトレーナーとあの女性が付き合っている」とジム内で噂になってしまった場合、かなり厄介です。
あの女性がレッスンでひいきされているのでは無いか?と変な目で見られてしまいます。
最悪の場合はその女性とトレーナーがトラブルになり、ジムに関する悪い噂が流れてしまうかも知れません。
悪い噂は良い噂よりもずっと早いスピードで広がりますから、そうなった場合は新規会員獲得に深刻な影響を与える可能性があります。
ましてや田舎なら絶対避けたいところ。
もちろん、パーソナルジムであれば基本はレッスン中は1:1ではありますが、それでも人の目はあります。
今ではセミパーソナルと言って少人数制のレッスンなどもありますから、パーソナルジムでプライベート空間だから周りに気が付かれないというのは少し楽観的過ぎるでしょうね。
ちなみに、とあるジムでは
「トレーナーがお客さんと恋愛するのを絶対禁止とは言わない。ただし、トラブルに発展するような遊びはダメ。そうならないように、お客さんと恋愛関係になったトレーナーからは一定額の預かり金を入金させ、真面目な恋愛を一定期間以上してもらいトラブルを避けてもらうようにしている」
というくらい気を使っています。
パーソナルトレーナーも人間ですし、恋愛の一つや二つしたくなるのは仕方のない事です。
しかし、その対象をジムのお客さんに求めるのは止めておきましょう。
恋愛だけじゃなくジムのリスクマネジメントまで視野に入れたい。
パーソナルトレーナーの恋愛について述べてきましたが、ここで重要なのが「恋愛はダメ」という単純な理解で終わらせないことです。
パーソナルジムを経営する場合はもちろんの事、スタッフとして勤務している場合でもリスクマネジメントについて考える事は非常に重要。
「恋愛がダメ」なのではなく「経営上のリスクを減らそう」というのが、パーソナルトレーナーの恋愛禁止の背景にある意図です。
クレーマーが来たらどの様に対処すれば、ジムへのダメージが一番少ないか。
レッスンの際にお客さんの様子を見ながら声掛けをし、どのように楽しんでもらうべきか。
そういう事をしっかりと考える事がトレーナーにとって非常に重要になります。
※ちなみにクレーマーへの対処法については下記記事でも触れていますので、ぜひ参考にしてみて下さい。
ジムにクレーマーが来たらどうする?トラブルを避ける為に抑えておきたい事。
パーソナルトレーナーは職場では恋愛ではなくファンづくりをするべき。
パーソナルトレーナーはモテると言いましたが、モテる事自体は良い事です。
そのエネルギーを(職場では)恋愛に使うのではなく、ファン作りに使いましょう。
「彼氏・彼女」ではなく「ファン」を増やしましょう。
そうすることで、トレーナー自身のキャリアにとってもプラスですし、お店にとってもプラスだからです。
普段の行動も恋人ではなくファンを作る為と割り切るべきです。
- 個人的なラインの交換などはしないが、食事指導の業務としてのラインは懇切丁寧に行う。
- 個人的なプレゼントはしないが、イベント時のジムとしてのプレゼントは満面の笑みで。
- 誰かをえこひいきはせずに、すべてのお客さんを公平にしっかり指導。
という風にある意味当たり前とすら言える事を地道にやるべき。
出来て当然のように思えても、ジムで人気が出てきてしまって気持ちが緩んでしまうと間違いが起こってしまうかもしれません。
パーソナルトレーナーが自分の人気を高める為に、努力するのは素晴らしい事です。
その努力の方向性を間違えないようにしましょう。
異性として見てもらうのではなく、トレーナーとして見てもらいファンになってもらいましょう。
恋人ではなくファンを作るための立ち回りと心がけが普段から求められると言えますね。
万が一トレーナーが会員から告白されたら。
もし、トレーナーをしていて会員さんから告白されてしまったら、丁寧にやんわりと「お店の規則で恋愛は会員さんとはしちゃダメとなってるんです」とお断りしましょう。
そして、その事実を上司(経営者)にも必ず伝え情報共有しておくべきです。
丁寧に・はっきりと断らないと、相手に期待を持たせる事になりトラブルになる可能性があがるからですね。
また、トレーナーと会員さんの恋愛は大きなトラブルになる可能性も孕むので確実に上司に報告しておくべきです。
早い段階で上司が情報を得ていれば対策やケアはできますし、トレーナーとしても安心でしょう。
多くの場合、よほど鈍感で無ければこの会員さんは自分に好意を持っているというのが分かると思うので、思わせぶりな態度をとらないようにしたりするのが良いですね。
この記事のまとめ。
パーソナルトレーナーの恋愛について述べてきました。
パーソナルトレーナーははっきり言ってモテる傾向があります。
それは優しく丁寧に悩みに寄り添ってあげるというトレーナーの特性上、仕方ない事なのです。
ただし、トレーナーと会員さんの恋愛は思わぬトラブルになる可能性が高く、ジムのリスクマネジメントとして良いものでは決してありません。
多くのジムでは恋愛禁止となっているはずですので、そのルールしっかり理解し守りましょう。
そして、ジムにおいてトレーナーがやるべき事は恋愛ではなくファンづくりだという事を常日頃から心がけるべきです。
モテたいからではなく、自分のトレーナーとしてのキャリアの為にお客様にサービスを提供し、仕事として優しくするのです。
恋人とファンは似て非なるものです。
対人コミュニケーションが必要なトレーナー業ですが、その点をしっかりと胸に刻んでおきましょう。
コメント
コメント一覧 (1件)
[…] 参考記事:パーソナルトレーナーの恋愛事情は!?恋愛禁止が当たり前? […]