キックボクシングを始めたものの、中々続けることが出来ずに辞めてしまう。
実はそんな人ってすごく多いんです。
本記事ではキックボクシングが続かない原因を分析し、キックボクシングが楽しいと思えて、継続出来るようにする為にはどうしたら良いかについてお話していきます。
ぜひ、参考にしてみて下さい。
サマリー
キックボクシングは続かない人が多いスポーツ。
実はキックボクシングはジムに入会しても、続かないでやめてしまう人が多いスポーツなのです。
もちろん続く人もいますし、試合に出たり、プロになったりする人もいますが、割合としては続かない人の方が多い。
ジムや地域にもよりますが、1年続けば継続できた部類といえるのではないでしょうか?
実際にキックボクシングを続けることが出来ないという声は多いです。
キックボクシングとかやってみたいけど絶対続かない…お金払っても続かない…
— にょ~ (@_daishikyu_) August 22, 2022
よさこい踊るのとシャドーキックボクシングかなー
時々思い出したようにやる割に続かないけど— 西黒うー (@nishikuro7) April 10, 2022
筆者自身もキックボクシングの歴だけは長く、これまで10年以上で4つのジムに所属し、6つ以上のジムに出稽古などに行っていますが、やはりジムの会員さんが入れ替わるのは早いです。
最近は色々な工夫をするジムが増えてきた印象で、その効果もあってか継続している人が多くなってきたとは思いますが、それでもキックボクシングを続けることが出来ない層の方が多数派だと言えるでしょう。
キックボクシングが続かない原因は?
キックボクシングが続かない原因は色々ですし、所属しているジムや住んでいる地域、仕事の都合などでも様々です。
キックボクシングが続かない原因としては、主として
- 痛いし怖い。
- つまらない。
- 人間関係が悪い。
- 時間が作れない。
- 転勤。
というようなものが挙げられます。
痛いし怖い。
キックボクシングは痛いですし、怖いです。
ある程度技術が身に付き、スパーリングなどをするようになると当然痛いですし、初心者でもサンドバッグを叩けば拳や脛が痛いという人はいます。
また、自分がスパーリングをしなくても、すぐ近くで選手が練習していれば怖いと感じる人もいるでしょう。
実際、筆者も何度もスパーリングでボコボコにされて痛かったですし、怖かったです。
スパーリングは希望者だけしかやりませんし、昭和時代的なしごきやイジメなど無いのですが、それでもキックボクシングが痛い・怖いというのは完全な間違いではありません。
このようなキックボクシングのリアルを見て辞めてしまう人は一定数いるでしょう。
参考記事:キックボクシングは怖いし痛い?トレーナーが居れば初心者でも大丈夫!
つまらない。
キックボクシングの練習は単調になりがちで、人によってはつまらないと感じる人もいるかも知れません。
キックボクシングの練習は主に下記のメニューを毎日繰り返します。
- シャドーボクシング
↓ - サンドバッグ
↓ - ミット打ち
↓ - 対人練習少し
↓ - 整理体操
自分の上達を実感出来たり、トレーナーがメニューに変化をつけてくれれば話は別ですが、練習生を放置する系のジムであればキックボクシングの練習がつまらないと思ってしまっても無理はありませんね。
人間関係が悪い。
人間関係が良くないジムだと辞めてしまう人は多いです。
キックボクシングは一人でも練習は出来ますが、その場合は非常に単調なメニューになります。
よって、キックボクシングは誰かと一緒に練習する事が重要なのですが、人間関係が悪いと非常に辛いものになります。
パンチを打つ強さや、ラウンドが終わる時の何気ない態度やしぐさが気に入らない…
ストレス発散の為にやっているキックボクシングが、ストレスの原因になってしまうという…
もちろん、人間関係が悪くてもジムを変えて、キックボクシングそのものは続ける人もいます。
しかし、キックボクシングで悪しき思い出が出来てしまい、競技そのものが嫌いになってしまう人もいるのです。
時間が作れない。
キックボクシングそのものは嫌いではなくでも、時間が作れなくて辞めていく人も多いです。
- 学生で授業が忙しい。
- 社会人で仕事が忙しい。
- 子育てが忙しい。
忙しい中でもキックボクシングを続けるというのは、かなりのエネルギーを消費します。
そこまでのエネルギーが生み出せないで、結局辞めてしまう人も多いです。
転勤。
転勤は物理的に住む場所が変わってしまうので、キックボクシングを辞める大きな原因の一つとなります。
転勤した先にキックボクシングのジムがあれば、競技を続ける事は可能なのですが、引っ越すと生活環境がかなり変わってしまい、結局ジムが近所にあっても行かずじまいという事になりやすいです。
筆者はキックボクシングが大好きですが、会社の転勤で引っ越した際は近くにジムがあったにもかかわらず1年ほどキックボクシングはお休みしていました。
環境が変わるとキックボクシングがしたくても中々できなかったりするものです。
そのままキックボクシングを辞めてしまうという人も少なくないでしょう。
キックボクシングを継続するには楽しむのが一番!
キックボクシングが続けられない原因について述べてきました。
では、キックボクシングを継続するにはどうしたらいいのでしょうか?
続けるのが難しい原因によってどうすればいいかは違ってきますが、どんな時でも一番大事なのが「キックボクシングを楽しむ」という事です。
痛くても、怖くても、練習が単調でも、人間関係が悪くても、忙しくても、転勤があっても、キックボクシングを楽しむ事が出来れば、絶対継続できます!
どんなに大変でも楽しければ人間は続けることが出来るのです。
筆者自身、スパーリングであばら骨が折れたり鼻血が出たりした事は数知れず。
激務の会社に勤めており、忙しくて練習に行けない日もありましたし、行っても30分しか練習できない日だって沢山ありました。
転勤で関東から四国にいきなり引越した事もあります。
それでも、(一時的に中断した事はありましたが)キックボクシングを今でも続けています。
キックボクシングを続けにくくしている個別の理由はトレーナーと相談したり、最悪ジムを変えたりすれば、大体の場合解決できるのです。
しかし、キックボクシングを楽しむ事が出来ていないと、「キックボクシング継続しにくくしている理由」を解決しようと動く事すらしないのが人間というもの。
つまらない事にはエネルギーを使わないのです。
キックボクシングを続けるには楽しむ事が一番です。
もし、キックボクシングそのものが好きでは無く、無理して続けているなら止めてしまっていいでしょう。
無理して続ける必要も価値もないですよ。
キックボクシングを楽しむには?
キックボクシングを楽しむには、何か目標を設定する事です。
何事もそうですが、目標があると楽しくなります。
小さな目標で構いません。
- 今月は10回以上練習に行く。
- 2キロ痩せる。
- アマチュアの試合で1勝する。
- トレーナーのアドバイスを1日1個身に付ける。
等、どんなに小さな目標でも良いので、ジムに行ったら必ず目標を作って、達成したら自分を褒めてあげて下さい。
達成感を味わうと、自然と楽しくなります。
そして、少しずつ目標のレベルを上げていきましょう。
ドラクエのレベル上げのようなものです。
もちろん、キックボクシングを始めて間もない人なら目標を設定するのも難しいかも知れません。
そんな時はトレーナーに相談してみて下さい。
きっと快く相談に乗ってくれるでしょう。
(そういうトレーナーがいるジムに入会するのも重要です)
この記事のまとめ。
キックボクシングを続ける事が出来ない原因と、継続する為に大事な事について述べてきました。
結論としては「とにかく楽しむ」という事です。
楽しければ「キックボクシングを続けよう!」という気持ちになれますし、頑張れます。
楽しくする為にも、ぜひ毎日目標をもって練習に取り組んでみて下さい。
きっとジムに行くのが楽しみになりますよ!