パーソナルトレーニングに通っていると「いつまで続ければいいのか」と悩む時もあるでしょう。
効果が高いと分かっていても、中々料金も高いしトレーナーにも相談しにくい…
そこで本記事ではパーソナルトレーニングはいつまで続けるべきなのか・やめるべきタイミングなどについて述べていきます。
判断基準は人それぞれですが、一つの参考にしてみて下さい。
サマリー
パーソナルトレーニングはいつまで続けるべきなのか?
パーソナルトレーニングをいつまで続けるべきなのかについて述べていきます。
おおよその目安としては
- 3~6ヶ月継続した後
- 目標達成した後
と言えます。
3~6ヶ月継続した後。
パーソナルトレーニングを3~6ヶ月くらい継続した後は、辞める事を検討しても良い時期です。
人間の体の細胞は3~6ヶ月程で入れ替わり、その期間にしっかりトレーニングを積むことで体が大きく変わるからです。
この点についてもう少し詳しく説明すると、人間の細胞は腸管細胞など1~2日で入れ替わるものもあれば、血液は約4ヶ月、骨は約5ヶ月で新しい細胞と入れ替わっていきます。
中には古い細胞と新しい細胞が入れ替わるまで、年単位でかかる場合もありますが、トレーニングに大きく関わる筋肉や皮膚と言った部分は部位によって差はありますが3~6ヶ月程で入れ替わります。
ただし、一口に新陳代謝といっても、細胞が入れ替わるサイクルは、部位によって大きな差があります。
最も短いのが腸管の上皮細胞。3~4日でつくられて吸収などの機能を担いますが、1~2日で役目を終え、便として排出されます。一方、長いのは骨。古くなった部分が壊されて、新生されるまでに約5カ月を要します。その周期を繰り返し、成長期では約2年で全身の骨が入れ替わるといわれています。
多くのパーソナルトレーニングも3~6ヶ月の間で1クールが設定されています。
これは人間の体が変化するメカニズムに合わせた期間という事が出来ますね。
しっかりパーソナルトレーニングを続けて3~6ヶ月経てば、(真面目に鍛えて食事管理もしていれば)体はある程度以上変化しているはずです。
単純な期間の長さで考えるのであれば、3~6ヶ月というのが「パーソナルトレーニングをいつまで続けるべきなのか」という疑問への答えとなるでしょう。
目標達成した後。
パーソナルトレーニングには何らかの目標をもって臨む場合が大半のはずです。
その目標を達成すれば一区切りという事でパーソナルトレーニングを辞める事を検討しても良いでしょう。
- 10キロ痩せる。
- 体脂肪率を○○%以下に落とす。
- 20代の頃の服を着る。
様々な目標があるとは思いますが、自分の中で納得できるレベルで達成出来たらパーソナルトレーニングを一区切りにしても良いでしょう。
パーソナルトレーニングを辞めた後はどうする?
パーソナルトレーニングを辞めるのはOKなのですが、その後どうするかは非常に重要です。
下手な事をすると体が元に戻ってしまい、パーソナルトレーニングの意味がなかったという事になりかねませんので…
パーソナルトレーニングを辞めた後は、以下の様な選択肢が考えられます。
- スポーツジムに通う。
- パーソナルトレーニングに頻度を落として通い続ける。
- 自宅でトレーニングする。
- 食事管理だけして運動はしない。
ここから、それぞれについてどうすればパーソナルトレーニングで得た効果を維持できるかについて説明していきます。
スポーツジムに通う。
パーソナルトレーニングを辞めた後にとる行動として一番多いパターンがこれ。
スポーツジムに通って自分で筋トレする、というものではないでしょうか。
パーソナルトレーニングで筋トレについて基礎的な事をトレーナーから教わっているので、スポーツジムでもある程度自信をもって鍛える事が出来るでしょう。
スポーツジムでは自分一人でトレーニングをしていくので、モチベーションとフォームの維持がポイントになります。
モチベーションを高く保ち、ジムに通い続ければそれなりの筋トレの効果は出るはずです。
フォームについては一人で筋トレしていると正しくキープするのが難しいのですが、フォームが乱れると効果が半減するばかりか怪我にもつながります。
色々な方法がありますが、モチベーションを高く保つには筋トレした日はカレンダーに〇をつけたり、体重の折れ線グラフを作ったりして可視化する。
フォームについてはスマホで自分の様子を撮影してチェックする。
正しいフォームで出来たらSNSに投稿できる!と言ったマイルールを設定するのも一つです。
パーソナルトレーニングに頻度を落として通い続ける。
パーソナルトレーニングで一定の効果が出た方は、完全には辞めずに頻度を落としてパーソナルトレーニングを受け続けるという場合も多いです。
こうする事でトレーニングの質は維持しつつ、費用を抑える事が出来ます。
今まで週2回だったものを週1回に、週3回だったものを週2回に、と言った感じですね。
パーソナルトレーニングは効率的に体を鍛える事が出来ますが、頻度が落ちればその分効果は弱くなります。
自宅での筋トレを行うかスポーツジムに通うなどして足りない分の運動量を補う事が重要となってきます。
自宅でトレーニングする。
パーソナルトレーニングが終わったら自宅でのトレーニングに切り替える人もいるでしょう。
ただし、自宅でのトレーニングはあまり設備が整っていない場合が多いはずです。
極論ですが、「腕立て伏せやダンベルカールしかしない!」という人がいたとすれば、パーソナルトレーニングで得たものがどんどん失われてしまうでしょう。
数万円の予算をかければパワーラックなどある程度本格的な器具を自宅に設置する事は可能ですので、自宅にてトレーニングをするのではあれば検討してみましょう。
予算もなく、自宅にホームジムを作る気もないという場合は、せめてスポーツジムに通うなどはした方がベターと言えます。
食事管理だけして運動はしない。
パーソナルトレーニング終了後は運動は特にせず、食事だけ気を付けて体型を維持していきたい人もいるかも知れません。
正直に言うと、これは非常にもったいないです。
食事管理だけでは体は衰えてしまう一方です。
パーソナルトレーニングにもう一度通えとは言いませんが、スポーツジムに通うなり、自宅で筋トレするなり、何らかの運動はするべきです。
ずっとパーソナルトレーニングを続けるのは効果的?
ちなみにパーソナルトレーニングを一定期間続けたり、目標を達成したりした後も通い続けるのはもちろんOKです。
費用は掛かりますが、パーソナルトレーニングはトレーナーがマンツーマンで指導してくれるものなので、効率的に体を鍛え続ける事が可能になります。
一度目標を達成できても、次の目標をトレーナーと相談して設定すれば、また頑張る事が出来るはずです。
目標に応じて通う頻度も変わってくるはずですので、ずっと同じ内容が続くという心配もありません。
芸能人や忙しいビジネスパーソンは短時間で筋トレの効果を出したい場合が多いので、パーソナルトレーニングに通っている人は結構います。
例えば榮倉奈々さんはパーソナルトレーニングをしているという事で一時期話題になりました。
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あれだけの売れっ子がスタイルをキープするのには、パーソナルトレーニングが効率的なんですよね。
効率を重視するのであればパーソナルトレーニングは非常におすすめなので、ずっと通い続けるのも間違いではありません。
他の選択肢と比較しつつ、検討してみるのが良いでしょう。
この記事のまとめ。
パーソナルトレーニングをいつまで続けるべきなのかについて述べてきました。
人間の体の細胞が入れ替わる周期が3~6ヶ月なので、3~6ヶ月継続したらパーソナルトレーニングを一区切りとする人は多いです。
また、目標を達成した場合もパーソナルトレーニングを辞めるタイミングです。
パーソナルトレーニングを卒業した後は、普通のスポーツジムに通ったり、自宅で筋トレしたりして体を維持していく事になります。
ただし、パーソナルトレーニングはずっと続けてももちろんOKです。
お金はかかりますが、効果的に体を鍛えたい人は頻度や強度などもトレーナーと相談しつつ、プランを考えてみるのが良いでしょう。